定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスとは
医療ニーズが高い方、排泄や服薬のため1日複数回介助が必要な方、看護師によるサポートが必要な方など介護度が高い方でも、安心して自宅で生活を続けていただくために開発され平成24年4月からスタートしたサービスです。要介護1~5の方が対象となります。

サービスの特徴
(1)ヘルパー定期訪問(2)看護ニーズにも対応(3)つながる安心(4)困ったとき・いざという時も安心

サービス利用の効果サービス利用によって、生活の質が改善した事例があります

 
空調の操作が出来ず部屋が暑すぎたり涼しすぎたりしていたのが、1日複数回の訪問により、室温管理ができるようになり体調を崩さずに済んだ。
1日複数回の訪問による声かけで、水分補給ができて脱水が予防できた。
以前は、一人で過ごす時間に不安が強く、事業所に1日何回も連絡をしていたが、 定期的な複数回の訪問と、「何かあったらいつでも来てもらえる」随時訪問により、安心感を得て連絡する回数が激減した。
随時訪問によりいつでも来てもらえる安心感で、家族の疲労が緩和され、笑顔が見られるようになった。
排泄のタイミングに合わせた訪問時間の調整により、失禁が激減した。 等
血糖コントロールをしたい

夫(要介護2・認知症)と長女の3人暮らし。長女は仕事で日中不在、出張で家を空けることも。本人、夫ともに認知症のため、服薬を忘れてしまうほか、食事の管理、インスリン管理が困難。

身体の状態 生活状態 意識状態
糖尿病、高血圧の症状あり。
認知症によりご自身の病気を忘れてしまう。
声かけにより、日常生活の動作は自立。 知らないひととのコミュニケーションは困難だが、ヘルパーが訪問すると笑顔で迎えてくれる。

週間計画

効果
週2回の訪問看護と週2回の訪問介護だけでは難しかったカロリーコントロールとインスリン注射が、1日複数回の訪問で、確実に実施され、血糖値が安定。1日2回のインスリン注射が管理できるようになり、血糖値が安定。500を超えていた血糖値も、時々夫と外食されても120~200で安定するようになった。
以前は長女がカロリーコントロールしている食事を準備しても、日中、夫が購入してきたお弁当を食べてしまうこともあったが、一日複数回の訪問のおかげで、朝だけだったカロリーコントロールが、毎食可能になった。
長女が安心して出張できるようになった。
状態が安定し、週2回だった訪問看護が週1回に変更。

看護師に健康状態を把握してほしい

長女・長男と三人暮らし。生活全般に介助は必要だが、医師からは、訪問看護の利用は必要ないといわれている。


身体の状態 生活状態 意識状態
リウマチによる手首関節の痛み、変形性脊椎症による背中、腰の痛みがある。 過去2回腰椎圧迫骨折をしており、動作時の胸痛訴えがある。 生活全般で介助が必要であるが、食事は一部自分の力で摂ることができる。調子のよいときは手引き介助で5mほど歩ける。 会話は声かけに「ありがとう」「おかげさまで」など単語で応える。

週間計画

効果

訪問看護サービスの必要がないと医師から言われても、家族の不安は大きいものだが、定期的に看護師が訪問し介護職員と一緒に身体状況を把握することで、いつでも相談できる安心感を得た。
他人が家に入ることには抵抗があり、家族介護を続けてきたが、1日1回からの定期訪問により徐々に信頼関係が築けてきている。状況に応じて、柔軟に訪問時間や回数を調整することで、本人・家族ともに無理のない安心した生活が実現しつつある。
定期訪問で生活リズムが改善。サービス利用前、お昼過ぎだった起床時間が、ヘルパー訪問時間の11:00には目覚めるようになり、約1ヶ月後にはサービス時間も朝10:00に変更。
週1回からの入浴介助で、無理なく定期的な入浴の機会を確保。

終末期も自宅で過ごしたい


妻と二人暮らし。2012年11月にガン末期と診断されたが、妻との生活を穏やかに送りたいと在宅療養を希望。妻が認知症であるため、生活の管理や療養管理が難しい。退院後の4月より、介護サービスの利用を開始。
身体の状態 生活状態 意識状態
心身状態安定されている。痛みのコントロールもできている。 食事は自分で摂ることができる。排泄、清拭はベッド上で行っている。 コミュニケーションは良好。ヘルパーとの会話を楽しむ。

週間計画

効果
状態が安定し排便のリズムも整ったため、サービス利用1ヶ月後には昼の訪問を減らし、1日2回に変更。
サービス利用が2ヶ月目に入り、日々の確実な食事摂取と水分補給、訪問に来るヘルパーとの会話の機会も多いことで、本人に活気が出て、寝たきり状態から立ち上がれる状況にまで回復。